まるちゃんのおいしいイラスト記録♪

フードイラストレーター・まるやまひとみ(まるちゃん)の「おいしいキロク」をイラストでご紹介!

【体験レポ in 町田】旧白洲邸 武相荘「NUMAZU 富士の麓の美食体験会」に参加しました!

2025年1月18日。

ESSEプラチナインフルエンサーとしてお誘いいただき、

「NUMAZU 富士の麓の美食体験会」

に参加をしました!

場所は町田市にある「旧白洲邸 武相荘」。

昭和18年に白洲次郎さん・正子さんご夫婦が移り住み、生涯を通して愛したお家です。

正子さんは沼津市とゆかりがあるそうで、そのご縁から沼津市と武相荘のコラボレーションが実現しました。

富士の麓に位置する沼津市。

ミネラルを豊富に含む富士山の湧水は、海と山の恵みを豊かに彩ります。

魚介類はもちろんのこと、まだ知られていない沼津の山の幸もたっぷり堪能できる体験会。

食を通し、沼津市の魅力を学びます!

 

 

「旧白洲邸 武相荘」について

「旧白洲邸 武相荘」は、町田・鶴川駅から徒歩約15分。

閑静な住宅街の奥にあります。

元々は養蚕農家の建物だったのを買い取り、改装して住んでいたのだとか。

「武相荘」という名前には、「武蔵と相模の境にある」ことと、白洲次郎さんが一捻り加え「無愛想」にかけて名付けたものだそう。

広い敷地内は一般公開されており、ギャラリーやレストラン&カフェも併設。

入口近くの休憩スペースには白洲次郎さんが所有していた愛車が飾られていました。

中心には囲炉裏が。

火のゆらめきは眺めているだけでもあたたまります。

 

レストラン&カフェ「武相荘」

こちらがイベント会場となるレストラン&カフェ「武相荘」。

武相荘レストランシェフが沼津の食材を使いオリジナルコース料理としてご提供いただく、とってもプレミアムな美食体験会です!

落ち着いた雰囲気で趣のある内装。

ご夫婦の愛用品なども飾られていたりと、お二人のセンスを感じられます。

美食体験会では、武相荘館長の牧山さんご夫妻に、沼津市長の賴重秀一さん、美食家・浜田岳文さん、

そして沼津市出身で沼津市のPR大使を務めている俳優の磯村勇斗さんがゲストにいらっしゃいました。

*提供画像

とても豪華なゲストさんたちと同じ空間でお食事をいただくなんて緊張!

肩がきゅっと上がります。

でもテーブルをご一緒したESSEプラチナインフルエンサーの皆さんもレストランスタッフの皆さんもとっても気さくで、緊張はすぐにときほぐれました。

緊張しすぎて味がわからなかったらどうしよう!なんて悩みは不要でしたね。

館長さんのお話、市長さんのお話、磯村さんのお話。

皆さんそれぞれに沼津市や町田市とゆかりがあることもわかり、この体験会によって二つの都市がつながったことに嬉しさを感じました。

実は私も町田、沼津ともに思い出があるんです。

そうしたことを思い出しつつ、いよいよお料理の登場です!

 

コース料理で沼津が誇る特産物を味わい尽くす!

和らいだ空気の中、体験会がスタート。

ご一緒の皆さんと「箸置きも素敵!」と盛り上がりました。

テーブルコーディネートから器一つ一つにもこだわりが感じられます。

この箸置きも、席ごとに違うデザインになっていました。

 

今回いただくお料理はこちら!(イラストあり)

[椀]大中寺芋巾着仕立て
[造]沼津 内浦漁港より真鯛、鯵
[炊]牛すね
[口]真鯛、蕪
[揚]鯵フライ
[飯]生姜結び
[水菓子]焼みかん
[甘味]芋餡最中、緑茶

 

一つずつご紹介していきます。

 

[椀]大中寺芋巾着仕立て

「大中寺芋」は愛鷹山麓で栽培された沼津の伝統野菜。
里芋なのですが、親芋は大きく育ち、粘りが少ないのが特徴です。
まずはこちらのお椀で身体をあたためます。

きめ細かいのに荷崩れしにくく、口に入れるとその滑らかさに驚きました。
土っぽい香りは一切なく、甘みがあり、柚子の爽やかさがとても合っています。
大中寺芋巾着の下からは、巳年にちなんだとぐろ状の大根が!

こうしたちょっとした遊び心にシェフのお人柄を感じます。
 
[造]沼津 内浦漁港より真鯛、鯵

こちらはお造りなのですが…
なんと、氷や葉、どんぐりに覆われています!
霜柱立つ武相荘の庭を演出。
葉やどんぐりはお庭で採ってきたものだそうで、冬から春へ、季節の移り変わりが表現されています。

「手で氷をよけて、中の包みを開けてお召し上がりください」
とのこと。
雪をかき分けるような楽しさで氷をよけ、包みを開けてみると…

美しい輝きを放つ、真鯛と鯵。
沼津の特産物「ねがた白ねぎ」とわさびが添えられています。
身は透き通り、鮮やかなピンクにねぎやわさびの緑色とのコントラストが綺麗です。
舌触りが良く皮と身の間から旨味があふれます。
「ねがた白ねぎ」のみずみずしさが白身の繊細な風味にマッチ。
わさびも静岡のものなのでしょうか。
ツンとしすぎず甘さと香りがあり、真鯛や鯵の甘みを引き出してくれました。
 
[炊]牛すね

私も初めて食べる「あしたか牛」!
静岡県東部にある「愛鷹(あしたか)山麓」の広大な自然で育った「あしたか牛」は、やわらかな肉質と豊かな風味を持つブランド牛です。
その牛すね肉を贅沢に煮立て、土に見立てた「ねがた白ねぎ」のペーストの上に。
奥には焼いた「ねがた白ねぎ」。
牛すねの上や周りには「ねがた白ねぎ」のローストをたっぷりと。
いよいよ旬となる菜の花を添え、3つの食感と春の味わいで「あしたか牛」を楽しみます。

力を入れることなく、箸ですっとほどけるやわらかさ。
クセがなく脂がしつこくありません。
繊維の間間から旨味があふれ出し、「ねがた白ねぎ」と合わさることで深みを増します。
菜の花も肉に負けない濃厚な味わい。
グリーンの鮮やかさが引き立ちます。
 
[口]真鯛、蕪

内浦駿河鯛の骨と頭からとった出汁に鯛の身、みぞれ仕立ての蕪がふんわり。
鯛の下には静岡の特産物「プチヴェール」が隠れています。

プチヴェールは芽キャベツとケールを掛け合わせたものですが、えぐみがなくて栄養満点。
私も大好きな野菜の一つです。
鯛はうろこが丁寧に処理されているので皮までおいしく、ふんわり上品な白身にうっとり。
淡麗な出汁に蕪の風味が溶け、淡白さを感じません。
プチヴェールが出汁を吸っていて、口の中でじゅわっと旨味を連れてきます。
華やぐ味に感動しました。
 
[揚]鯵フライ [飯]生姜結び

内浦漁港の鯵を、開かず豪快に揚げた一品。
手前に添えられている「戸田塩」をつけていただきます。
「戸田塩」は沼津の戸田地区で伝統的な製法で手作りされている自然海塩。
しっかりとした塩味ですが後味が優しくまろやかです。
鯵は見ての通りの身の厚さ。
サクッと絶妙な揚げ加減で身がほくほくです。
塩で食べると鯵の香りがしっかり味わえるので、鮮度が良いからこその贅沢な食べ方ですね。
生姜結びは沼津のブランド米「するがの極」を使用。
弾む食感で噛むほどに甘みが広がります。
口の中に生姜の爽やかさが立ち上り、揚げ物を食べた口をさっぱり整えてくれました。
 

[水菓子]焼みかん [甘味]芋餡最中、緑茶

ついに最後のデザートです。

焼みかんは沼津が誇る「西浦みかん」。
ウェイターさんの手元を見て驚きました!

「外の囲炉裏を使って焼いたものです」
外の…囲炉裏…
あ…!

冒頭でもご紹介したあの囲炉裏!
なんと、こちらで焼いていたのだとか…すごい!

こんがり焼き目のついた西浦みかんは甘みが一層増し、香りも濃厚に。
焼いたみかんは風邪予防や冷え防止にもいいので、冬にぴったりの食べ方。
体の内側からぽかぽかしてきました。
最中の餡は、最初にいただいた「大中寺芋」で作られています。
「大中寺芋」が持つ甘みやほどよいねっとり感で、最中の芳ばしさも引き立ちます。
上品な味わいや水分の少ないお菓子はお茶請けにもってこい。
 静岡といえばやっぱりお茶!「ぬまづ茶」と一緒にじっくりと、コース料理の余韻とともに味わいました。
 
沼津が誇る自慢の特産物はおいしさはもちろんのこと、自然が育んだ豊富な栄養素を含み、心と体を元気にしてくれます。
季節をまたぐ素材の組み合わせにストーリーを感じ、より魅力を実感できました。
そして驚くような演出が会話を弾ませ、初めて顔を合わせた人たちとも自然と打ち解けていきました。
言葉ではなくおいしさで人の心を動かす。
沼津を愛する気持ちや食材を大切にする想いが込められた素晴らしいコース料理でした!
 

 沼津の特産品をご家庭でも!


帰りに素敵なお土産をいただきました。
「西浦みかん」に「戸田塩」、そして美食体験会でもふるまわれた沼津の地酒「白隠正宗(はくいんまさむね)」。
お酒は家族が集まった時にみんなで味わいたいと思います!
まずは「西浦みかん」をおいしいうちに。
 

お土産を使ってアレンジサラダ

<水菜と西浦みかんのサラダ>
味付けは「戸田塩」と「西浦みかん」の果汁、オリーブオイルとブラックペッパー。
「西浦みかん」の甘さに溶け込む「戸田塩」のまろやかな塩気がシャキシャキの水菜ととても合います!
ジューシーで香り高い果汁をまとわせたサラダは格別です。
ということでもういっちょ!

<豆腐干とパクチー、西浦みかんのナンプラー和え>
豆腐干(茹でて冷水にとり水気を切る)にスライスした玉ねぎ、細切りにした人参、「西浦みかん」、パクチー。
「西浦みかん」の果汁と「戸田塩」を少々、ナンプラー、ごま油を和えてできあがり!
エスニック風の味わいにも負けない香りの豊かさ。
すっかり「西浦みかん」の虜です!
 
私が沼津に行ったのもずいぶん前ですが、その時は仕事で行ったので観光ができなかったので今度は沼津の魅力を存分に味わいたいです!
絶対絶対、沼津に行くぞー!

 

沼津が大好きになる素敵な時間を本当に本当にありがとうございました!