まるちゃんのおいしいイラスト記録♪

フードイラストレーター・まるやまひとみ(まるちゃん)の「おいしいキロク」をイラストでご紹介!

【食レポ in 東京】個性派揃いの絶品パン!『BAKER Aoyagi』新オープン!@東北沢

独創的でありながらどこかほっこり。

素材はシンプルなのに、他では食べられないようなワクワクするパンたち。

 

溜池山王にあった『COURTESY(コーテシー)』のヘッドベーカーを務め、

原宿では行列必至の人気店『なんすかぱんすか』を手がけていた青柳吉紀シェフが、

2023年5月10日、『BAKER Aoyagi(ベーカーアオヤギ)』をオープンしました!

 

クロワッサンに食パン、バゲット、エピやメロンパンなどなど、

食事系から菓子パン系までバラエティ豊かなラインナップ。

その見た目だけでなく、

"LEON"、"オリーブ王子"、"あんバターは悪くない"

といったネーミングにも心惹かれてしまう青柳シェフの世界。

『なんすかぱんすか』でも人気だったあのパンたちにまた会えるなんて嬉しいです!

どれもこれも食べてみたくなり、ついつい迷い箸ならぬ迷いトングをしてしまいます。

 

全部欲しい…の気持ちを押し込めて選びに選んだ3点をご紹介!

 

<シナモンロール>

一瞬見逃してしまいそうなほどひっそりと隅に並んでおりました。

控えめな装いで清楚。

これがお見合いなら一目惚れで結婚を申し込みたいほど、しおらしいシナモンロールちゃんです。

パリパリパリッ!と音を立てて解けてゆき、バターとシナモンが花開くように広がります。

とあるテレビ番組でフランス人のベーカリーシェフの方が

「こぼれないクロワッサンはクロワッサンじゃないよ。こぼれるのが本当のクロワッサンさ!」

と言っていたのを思い出し。

これぞ本物。

青柳シェフのクロワッサンもバリバリ系でこぼさずには食べられない逸品です。

 

<ルバーブ>

手に持つとズッシリとしているのに、食べ始めたら飲むように食べ切ってしまいました。

薄衣に包まれもっちもち。

ちゅるちゅるとみずみずしい生地に、ルバーブの甘酸っぱさがじゅんわり。

クリームチーズのねっとりとした質感が病みつきになります。

ルバーブとクリームチーズ、鉄板コンビです。

 

<モーン>

パン屋さんで見つけるとつい買ってしまうパンの一つ、モーン。

菓子パンというより、もはや菓子!というくらい甘くリッチなタイプが好きです。

こちらはまさにそれ。

私のドツボにどっぴんしゃんな、甘さで始まり甘さで終わる極上モーンです。

カリカリに焼けた外側に対し、中は口の熱で溶けてしまいそうなほどしっとり。

ケシの実とクルミの香ばしさが追いかけ、舌に甘い余韻を残します。

うーん、ケシからん!

 

この日は夏日。

松濤美術館でエドワード・ゴーリーの世界展を見るため

東北沢から渋谷まで歩いたのですが、

途中で力尽き、家にたどり着く前に横浜駅で途中下車し、

ニュウマン横浜にある広場で糖分摂取しました…

あま〜いパンのおともはコーヒーです。

ルバーブは翌日の朝食に。

早くまたパンを買いに伺いたい!!

 

青柳シェフとはCOURTESY時代からのご縁で、青柳シェフの生むパンの大ファンです。

中でもシナモンロールは、

アーティスティックなシナモンロールからナチュラルテイストなシナモンロールまで

シナモンロールの魔術師かと思うほどに変化するシナモンロールに驚かされました。

ちなみに以前

COURTESYさんで開かれたイベントではこんな凄まじいシナモンロールが。

シナ活アート展で生まれた奇跡!溜池山王・COURTESYさんの北欧ビュッフェに潜入! | ウタタネ喫茶室

 

そんな青柳シェフのシナモンロールが新天地でも味わえるなんて感激!

今回の形のシナモンロールはお初です。

 

この度は新規オープンおめでとうございます!

これからの進化も楽しみにしております。

 

【BAKER Aoyagi(ベーカー アオヤギ)】

営業時間:11:00〜20:00(売り切れ次第閉店)

定休日:日・月・火

東北沢駅から徒歩約7分

https://www.instagram.com/baker_aoyagi/